札幌市営地下鉄東西線の「南郷7丁目駅」周辺は飲食店が充実しております。去年からこの付近に住んでいているのですが、それほど多くのお店に行っているわけでもなく、内心「これから少しずつ開拓してやろうか」といったところです。
そんな今日ですが「なんぶ酒場」という居酒屋へ行ってきました。そこで「ご近所レポート」の第一弾として「なんぶ酒場」の感想をお伝えしたいと思います。
「なんぶ酒場」に入店し、それから・・・
地下鉄「南郷7丁目駅」から徒歩1分ほどの場所にあり、地元民が「水源地通」と呼ぶ通りに面しています。今回初めて行って入店したときの第一印象は「THE居酒屋」といった感じでした。まあ、そのまんまです。
6時ちょうど位に入店したのですが、まだ他のお客さんはおらず、私たち夫婦が最初の客のようでした。最初に飲み物を聞かれるのは定番のことで、私は生ビール、妻は一瞬迷いながらも”オリジナル・ジンジャーエール”を注文し、そこからメニューの吟味に入りました。
上の写真がメニューの表紙なのですが、全ページが自作のイラストで埋め尽くされており、好感は持てるものの料理のイメージが湧かないのが難点です。
居酒屋さんでよく見かける光景で、メニューを書いた紙がそこら中に貼ってあり、入店時に「あっ!これは!!」というメニューもありました。
そのメニューとは「しんこやき(新子焼き)」というもので、数年前に「孤独のグルメ」で旭川の名店「独酌三四郎」を五郎さんが訪れ絶賛した”鶏肉の甘ダレ焼き”です。
正直これだけでテンションが上がっていたのですが、ここは冷静に注文して行きました。結果注文したのが、新子焼き・焼き鳥(豚・砂肝)・ゴルゴンゾーラがっこ・辛子胡瓜漬けです。
ついにキターーーー!新子焼き
この「なんぶ酒場」というお店なのですが、入口の右側が本格的な”焼き場”となっていて、それから推察するに「焼き物」に関しては期待が持てました。
最初に登場したのは焼き鳥で、豚の精肉と砂肝です。焼き鳥ってお店によってスタイルは色々ですが、ここでは肉の間にネギが挟まっていないスタイルでした。
これって「東京タイプ」ですよね。まあ、そもそも東京あたりじゃ豚串は「焼き鳥じゃねぇ!」ってことでしょうが。
漬物やゴルゴンたちが運ばれてきて、それらを楽しんでいると、遂に真打が登場です。
新子焼きが運ばれてきました。孤独のグルメを見ていろいろ想像しておりましたが、食べた感想は「予想通り」でした。これって別に美味しくないということではありません。
ホントに予想通りの美味しさで、「米好きの五郎さんなら、コメが欲しいよね」というお味です。まあまあ甘めの味付けで、手を汚しながら夫婦2人でむしゃぶりつきました。
美味しゅうございました。それとともに思ったのが「独酌三四郎のこれって、どんなお味なのか?」ということでした。美味しいには決まってます。でも食べたい。
そんな話をすると妻が「今度稚内に行った帰りに旭川で一泊して行こう」と言ってくれ、改めて頑張る糧が出来たような気がしました。
「なんぶ酒場」の評価
初めて行った「なんぶ酒場」ですが、その個人的評価は以下の通りです。ちなみに10点満点です。
雰囲気=6点 普通の居酒屋さんです。
料理 =7点 刺身などの海鮮系は食べていないので何とも言えませんが、割とコスパは高めだと思います。
酒 =5点 標準的・・・というか、普通です。
総合 =7点 「是非、また行きたい」かと言われれば微妙ですが、悪くない・・というか良いお店です。
なかなか主観のみで採点するのも気が引けますが、味覚ってホントに主観の世界ですし、濃い味好きの私の評価は健康志向の高まる昨今、もしやお役に立てないのかもしれません。
しかし中々良いお店でした。近くでお店に迷った時は是非寄ってみてください。