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【フォルクスワーゲン】新型ゴルフ8に手抜き?気になる噂について

自動車

どうやら2021年6月の販売開始が濃厚なフォルクスワーゲン「ゴルフ8」ですが、なにやら不穏な噂を耳にしたので少しばかり調べてみました。

フォルクスワーゲン・ゴルフといえば、長年にわたり「Cセグメントのベンチマーク」と言われてきました。期待を裏切ってはいけない存在なのです。

この記事は

★新型ゴルフ8はコストカットが目に見える?
★もしかしたらゴルフ7の方がイイ?
★実際のところどうなのか?
こんな「今の私も??」な点について調べたことを解説します。

ベンチマークとして期待されるゴルフの宿命

引用:フォルクスワーゲン公式HP

 

誰にも注目されない車であれば、多少粗(あら)があっても「まあ、この車なら仕方ないよね」で済まされるところです。しかしフォルクスワーゲン・ゴルフはそれが許されない車なのです。

なぜなら初代ゴルフが登場し自動車界に衝撃を与えてから、先代ゴルフ7に至るまで期待を裏切らず常に「Cセグメントのベンチマーク」として君臨し続けてきたからです。

ちょっとだけ振り返る「ゴルフの歴史」

初代ゴルフが登場したのは1974年で、もう50年近く前のことです。第二次世界大戦後ビートルの生産で発展したフォルクスワーゲン社ですが、1960年代にはビートルが陳腐化し後継車の開発が急務でした。

そこに登場したのが「ゴルフ」で、ジョルジェット・ジウジアーロのデザインにより今では当たり前の”2ボックス型の横置きエンジン前輪駆動方式”という合理的なパッケージで、フォルクスワーゲン社の苦境を救う救世主となりました。

また「GTI」という世界初のホットハッチも追加され、当時は「アウトバーンの追い越し車線を走れる唯一の小型車」と言われ、メルセデスベンツなどの高級車専用だった追い抜き車線に革命を起こしました。

そこから代を重ね、先代で7代目となったゴルフですが常にセグメントの先頭ランナーの地位を維持し続けてきました。

ゴルフの何が凄かったのか?

今から考えると”ゴルフ”って罪深い車だったのかもしれません。そもそも「Cセグメント」というカテゴリーはイメージとしては”大衆車”だったはずです。

ゴルフも3代目までは大衆車要素の方が濃かったのですが、1997年に登場した「ゴルフ4」は当時フォルクスワーゲン社会長だったフェルディナント・ピエヒの号令のもと高級化路線へ舵を切りました。

日本でいうところの「3ナンバー」サイズになったのもゴルフ4からです。そうなると結果的にゴルフを目指していた他社のCセグメントもの車も「高級化&大型化」してしまう訳です。

 

今ではゴルフをはじめ「Cセグメント」に分類される車は幅が1,800mmが当たり前で、トヨタ・クラウンと同じ幅ですからね。

 

そう考えると「フォルクスワーゲン・ゴルフ」って影響力が大きい車なんですね。

 

このような影響力を持っていたのが「ゴルフ」で、車史に与えた影響力は半端ないです・・・本当に。

ところで「ゴルフ8」の何が問題なのか?

引用:フォルクスワーゲン公式HP

 

先ほど述べた通り2019年10月からドイツでは販売されている「新型ゴルフ8」ですが、期待が高かった故か一部評論家から酷評されているようです。

VW Golf 8 – too much cost cutting? – comparison with Golf 7.5 – comparison is valid for EUROPE trims

 

何が問題かと入れば「小さい点でケチり過ぎじゃね?」ということです。動画で指摘されていた点について「現役ゴルフ7乗り」の私が論評しましょう。

ボンネットダンパーから”つっかえ棒”

これは正直「がっかり」です。もしかしたら日本ではボンネットを開けないまま過ごしている方は多いのかもしれません。

オイル交換はともかく、クーラントの点検など本来はエンジンルームはチャックすべき場所なんです。”つっかえ棒”方式は当り前のものなんですが、高級車に多い”ダンパー方式”だったものを安い方式に退化させるのは批判を浴びて当然です。

ひょっとしてゴルフ8とゴルフ7を比較した時、ここだけでも「ゴルフ7の方がイイかも」と思う可能性大のポイントです。

グローブボックスがプラ剥き出し

これもコストカットの結果とは言えガッカリです。もし初めての輸入車がゴルフ8だったら気が付かないかもしれませんが、そう思わせるメーカーは”悪”です。

先ほどのボンネットダンパーもそうです。正直「だったら”ゴルフ”と名乗らず、ポロでやれよな」と思ってしまいます。退化してますよね。輸入車とはいえ300万円以上払うわけですから、少なくとも先代モデルより”劣るポイント”はあるべきではないと思います。

ちなみにドアボックス(ドアに付いているポケット)もプアらしいです。歴代のモデルで品質が進化し続けたゴルフにとっては「あり得ない!」と言われて然るべきコストカットです。

ゴルフ7とゴルフ8ではどちらが良いのか?

引用:フォルクスワーゲン公式HP

 

ちらちら目に付くところのチープさが批判されているゴルフ8ですが、あえて”その部分”に目をつぶった場合はゴルフ7とどちらが「買い」なのでしょうか?

ゴルフ8が先代から進化したところ

当り前の話ですが、モデルチェンジをして進化した部分がなければ意味がありません。ではゴルフ8はどこが進化したのでしょうか?

まず一見”あざとい”と思える部分で言うと「フルデジタル」といったメーター回りです。最近のドイツ車はどれもこれも「液晶祭り」の様相を呈しております。

2020 Volkswagen Golf 8 – INTERIOR Details

 

とにかくインテリアのここが「モデルチェンジの集大成」といった印象を与えるのは致し方ありません。

私は一般ユーザーですので、現時点でゴルフ8を運転したことはありませんが、乗ったと称するジャーナリストの意見では「正常進化」らしいです。

当然ですよね。最低でもボディ回りを含めた走りが進化しない事には。

自動運転については確実に進化しているようで、、アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、地図データとGPS位置情報をもとにして制限速度などの状況に応じて自動的に速度を調整する機能があるようです。

時速210キロまで対応するようですが、日本では無用な速度域でしょう。ですが進化には違いありませんし、ブレーキの制動力などの安全性を含めアウトバーンで鍛えられた実力は本物です。

今更ながらゴルフ7の魅力

車というのはモデルチェンジを繰り返していくもので、それ自体は仕方のないことです。それで旧型となるゴルフ7は無価値になるのかというと決して違います。

先ほどの「細かい点のチープさ」に代表される点は、ゴルフ7は完璧にゴルフ8に勝っています。そう考えるとモデル末期の「値引きが期待される」ゴルフ7はお買い得なのかもしれません。

ドイツ車の経験者なら分かる「剛性感」や、踏んだだけ素直に反応するブレーキなどはゴルフ7で完成されています・・・思い入れもありますけど。

最近ゴルフ7の中古車情報を調べる機会があったのですが、新しいモデルはほとんど中古車市場にありませんでした。これって嬉しいことにユーザーが満足してるが故、中古車市場に出回らないのです。

もしかしたら、10年後くらいに「ゴルフは7代目がピークでした」と言われているかもしれません。

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ゴルフ8とゴルフ7、価値観によって変わる選択

ここまで新型ゴルフ8よ先代ゴルフ7の違いや、噂の「手抜き?」について解説してきたわけですが、もしフォルクスワーゲン・ゴルフの購入を検討する場合どちらがオススメなのでしょうか。

これは車に対する価値観によって大きく分かれるところです。「走りや先端技術」をとるのか「きめ細かい造りこみ」をとるのかで違ってきます。

新しものは「正義」という方はゴルフ8

正直なところプラットフォームや剛性感はゴルフ7で完成しています。新型ゴルフ8はそこへデジタル技術がオンされているイメージで、当たり前ながら走りも進化しています。

再びクラス頂点へ! VW新型ゴルフ8、eTSIを試乗!

自動運転一歩手前まで進化し、細かい粗を除けば「セグメントリーダー」の地位を保っています。

デザインも個人的にはカッコいいと思いますし、新しく最新の技術に触れたいなら断然ゴルフ8でしょう。

保守的な高級感が感じたいならゴルフ7

先ほどふれた「手抜き」といわれる部分ですが、知ってしまうと気になるところばかりです。フォルクスワーゲンたるもの何を考えてコストカットに走ったか分かりませんが、長年のゴルフ乗りからするとガッカリです。

ゴルフ7はある意味「従来型の自動車」の完成形です。ある程度の先進技術は搭載されていますし、十分満足できるクオリティを保っています。

最先端技術は別にいらなくて、細かい点にも満足したい保守的な方はゴルフ7がベストチョイスなのでしょう。

まとめ

 

新型ゴルフ8に関する「コストカット」の噂は本当でした。日本のトヨタと比較して「利益率が低い」と言われてきたフォルクスワーゲン社ですが、ついに”トヨタの車づくり”に追随し始めた感じがします。

自動車メーカーとして利益を出すことは至上命題です。とはいえ「Cセグメントのベンチマーク」と言われ続けた「名車ゴルフ」でコストカットというのは、現役ゴルフ乗りとしては残念な事実です。

批判が起きて「じゃ、オプションで設定するわ!」と、ならないことを祈っております。

 

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