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【自動車】急増する「バッテリー突然死問題」!対策はどうするのか?

自動車

ここ最近の車の進化は凄いもので、ほぼ全ての部分が”電子制御”されています。また「アイドリングストップ」機構が当たり前になり、バッテリーにとっては過酷な環境です。

そのバッテリーですが、昔のように徐々に性能が劣化し「あっ!そろそろ交換時期か」と分からず、技術の進歩もありギリギリまで性能を維持し”突如死ぬ“問題が最近話題になっています。

この記事は

★バッテリー突然死って何?
★死ぬ前に兆候はあるの?
★結局どうすればイイの?
こんな疑問にお答えする内容となっています。

なぜ「バッテリー突然死」が問題になってきたのか?

そもそもバッテリーは消耗品であることは誰でも知っています。例えばスマホのバッテリーも同じですが、最近問題なのは”技術の進歩のため”というのは皮肉なものです。

昔のバッテリーであれば徐々に性能が劣化していき、ユーザーとしても交換時期がある程度わかったものです。しかし最近のバッテリーは死を迎える直前まで最大限の性能を発揮し続け、そして突然死ぬのです。ある意味困ったものです。

バッテリーの進化

なんとも皮肉なバッテリーの進化ですが、昔から今に至るまで車のバッテリーは「鉛蓄電池」というカテゴリーの電池です。

そのバッテリーに変化をもたらしたのはエコの盛り上がりによる「アイドリングストップ」の浸透です。いまでも思い出しますが”画期的”な感じでしたよね、当時は。

もう今では「アイドリングストップ」は当り前の機能になりましたよね。

世界で初めてこの機能が搭載されたのは4代目クラウン(1971~1974年)と意外と歴史があるんです。

 

エンジンの始動というのはバッテリーに負担をかけるので、それに対応できるよう性能も進化しました。しかし進化の方向性が単なる容量や、耐用年数の延長といったものではありませんでした。

走行場所や距離にもよりますが、アイドリングストップによるエンジン始動回数は相当な数です。

なにせ今の車は電装品だらけで、さらにドライブレコーダーの搭載車も増えました。そのためバッテリーの性能をギリギリまで100%近く発揮できるような進化をしたのです。

 

命尽きるまで全力を出し切る」というのは一見カッコいいのですが、ドライバーとしては困った現象です。

バッテリーの寿命

自動車用バッテリーの寿命は2~5年と言われており意外と幅があるものです。出来ればギリギリまで交換したくないものですが、車の使用状況で寿命は大きく変わってくるので、そのことを勘案しなければなりません。

2~5年って幅があり過ぎじゃないですか?

メーカー保証は大体3年以下ですが、使用状況によっては5年くらいは余裕で持ったりもしますね。

 

バッテリーというものは使用していなくても放電されています。つまり月に数度しか車を動かさないような使い方はバッテリーにとっては過酷な状況です。充電される機会が限られるのですから。

 

また「ちょっと近所のコンビニまで車で行く」ような超短時間の車の使用も、バッテリーにとって辛い使われ方です。つまりこのような乗り方であれば、バッテリーの寿命も短くなってしまうのです。

ついつい近所も車で行っちゃうよね・・・。

昔のバッテリーであれば「エンジンのかかりが悪くなったな!」とか「ライトが暗いな」など、バッテリーの衰弱具合がわかったものです。しかし進化したバッテリーはそんな”弱み”を見せてくれません。

バッテリーが突然死すると・・・

昔は徐々にバッテリーが弱っていき、ある日「エンジンが始動しなくなる」というのがバッテリー上がりの典型的なパターンでした。まあ衰弱死ですよね。

ところが昨今の「バッテリーの突然死」では走行中に起こりえるから困ったものです。例えば赤信号で停止しアイドリングストップでエンジンが停止したとします。その後青信号で発信しようと思ったら「突然死」していた・・・なんてこともあります。

 

交通量の多い交差点やショッピングセンターの駐車場の出入り口で”突然死”でもしたら最悪です。実際に今年のJAFの出動理由でも「バッテリーあがり」が激増しているそうです。

「バッテリーの突然死」への対策は?

困ったバッテリーの「突然死」問題です。はっきり言えば「衰弱死」を迎えていた昔のバッテリーでもいつかは交換しなければなりませんでした。

つまり「突然死」を迎える前にバッテリーを交換する以外に、最終的な解決策はありません。では交換する前提で少しでも出来ることを考えましょう。

バッテリーを少しでも長持ちさせよう

バッテリーは充電と放電を繰り返しています。充電は車を走行させることによって行われます。つまりくるまを走行させず放置すると充電されないことになります。

 

一方エンジンスタートから走行中の各種装備への電気供給など放電は行われていますが、実は車を動かしていない時も「自然放電」といって蓄えられている電力が減少していきます。

「自然放電」以外にも微量ながら車の電子機器が電力を消費しています。

 

このことを考えると「あまり走行しない」状態はバッテリーにとって過酷な環境と言えます。また乗ってはいても「そこのコンビニまで・・」のようないわゆる”ちょい乗り“も、充電より放電が勝ってしまうバッテリーには良くない状況です。

 

“エコ”ではないでしょうが、月に1~2度は愛車をロングドライブに連れていってあげることがバッテリー寿命の延長につながります。

サンデードライバーの私は特に気を付けなきゃならないのですね。

少しでも安くバッテリーを交換しよう

いずれ交換しなければならないバッテリーですが、交換時の費用を安く済ませることも節約の大きな要素です。しかし問題なのは「最近の車は電子制御の塊」で、なおかつ構造が複雑になっていることです。

 

特に”お高い”車であればあるほど、昔のようなDIYで交換というのは難しいのが現実です。なんと電子機器のデータをバックアップしておかないと次のようなことが起こる可能性があります。

  • エンジンの始動が悪くなる
  • ナビゲーションシステムが初期化される
  • パワーウィンドウやドアロックが効かなくなる
  • 記憶された学習データがなくなる

しかしバックアップを取ってDIYで交換することも、決して不可能ではありません。では交換する主な方法と、メリットデメリットはどうなのでしょうか?

自分で交換する(DIY)

この方法が一番安上がりな方法です。そうバッテリーという部品代だけで済むのですから。今どきネットで調べると”同じ製品”でも安いものがすぐ見つかります。

自分で交換するときは、まずその車種に適合するバッテリーを探します。大きく分けると「従来型のバッテリー」と、アイドリングストップ車用の「大容量バッテリー」の2種類に分かれます。

 

作業については「ステー(バッテリーを固定している金具等)を外す」「マイナス端子から外しプラス端子も外す」「バッテリーの交換」と進め、後は逆の手順でステーを固定して終了です。

デメリットとして完全補償外の作業となり、最悪電子制御のデータが戻らないなどの事態も「完全自己責任」となることです。このリスクを考えると「工賃」という費用は意外と安いものです。



ディーラーで交換する

先ほどのDIYの対極にあるのがこの方法で、一番費用がお高い方法です。何が高いかと言えば・・・まあ全てなのですが、特に「純製品」といわれる部品代が高額です。

 

しかし「安心感」という点ではディーラーでの交換が一番安心です。特に最近の車の多くは「走るコンピュータ」のようなもので、プログラムの書き換えなどメーカーごとの専門的メンテナンス知識が必要な部分が多いので、最悪を避けるという意味では「安心感」は重要なことです。

カー用品店で交換する

先の2つの方法の中間に位置する方法が、オートバックスやジェームスなどのカー用品店で交換するという選択です。

 

ただ適合するバッテリーの部品代が安くなる可能性が高いという以外、個人的には「どうなのかな・・・?」と思う点も多くあります。というのもカー用品店はあくまで「量販店」なので、ピット作業の信頼性にはバラつきがあります。

カー用品店では「無駄に交換を勧められた」なんて話もよく聞きます。ガソリンスタンドも同じですが、時として単なる「物売り」としての顔が見えますよね。

なんとも曖昧なことですが、「交換すると決めた」ならカー用品店で相談して、ディーラーとの費用差を検討したほうが良いでしょう。

まとめ

最近の、特に「アイドリングストップ車」でのバッテリー”突然死”問題ですが、そんな場面にならないよう、普段の走行状態やそれによる交換時期をよく考えなければなりません。

アイドリングストップのお陰で「浮くガソリン代」よりも、それによる「バッテリー交換費用」が高くなったら皮肉なものですが、前兆が分かりにくい分だけ2年くらい経過したら考えておくようにしましょう。

 

全てのドライバーの皆さんが「バッテリーの突然死」に遭遇しないことを祈っております。

 

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