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【自動車】時代の進化を痛感!セルフガラスコーティングが超簡単に!

自動車

愛車が光り輝いている姿を見ると、ついうっとりと眺め続けてしまうのですが、そんな姿を維持するのは大変です。

今の愛車はフォルクスワーゲン「ゴルフ・オールトラック」で、2台同じ車を乗り継いでいます。

すでに6年目に突入したオルトラちゃんですが、このたびDIYでガラスコーティングにチャレンジしてみました。

最初に言ってしまうと「驚くほど簡単」にガラスコーティングができます。今回はガラスコーティングの施工や、増えた選択肢について考えてみましょう。

 

愛車を労わるコーティングいろいろ

今回は日本ライティング株式会社さんのご厚意によって、セルフガラスコーティングの機会を得ました。

っていうか、こんな機会を得たから調べてみたのですが、今はいろんなコーティングがあることを知り、少しばかりカルチャーショックを受けています。

そこでまずは、愛車のコーティングを考えている方のために、その種類を説明していきます。

 

昔ながらのワックス

今から30年以上前になりますが、若かった私は真っ赤なマツダ・RX-7(FC3S型)に乗っていました。

嬉しすぎて愛車をキレイに保つことを常としていたのですが、あの当時は洗車をしてからのワックスがけが当り前の作業で、2週間に1回はしていたでしょうか。

私が使っていたのはハンネリタイプのワックスで、昔の固形タイプと比較すると楽になっていたのでしょうが、それでも重労働でした。

ワックスがけは大変でしたが、終えた後の美しさを糧に頑張れていました。

ワックスは、油と蝋が主成分で油が水を弾く性質を利用してボディ塗装面の保護するものです。

ワックスがけをした直後は艶めいてうっとりするのですが、効果が長持ちしない(1ヶ月以下)ところが難点で、それゆえ高頻度でワックスがけをしていました。

最近は、あの丸い缶に入ったワックスを塗っている光景を見なくなりました。寂しいものです。

ポリマー系コーティング

ワックスの進化系として誕生したのがポリマー系コーティングで、フッ素やシリコンなどの高分子化合物で形成されたコーティング剤です。

ワックスの進化系と言われるだけあって、耐久性も優れており効果の持続期間も2~3ヶ月と長くなっています。

2~3ヶ月とはいえ、ワックスから大進歩でしたね。

ポリマー系コーティング最大のメリットは、施工の簡単さでDIYでもまったく問題ありません。

ただ熱や紫外線に弱く劣化しやすいといわれているので、夏場に不安が残るのは確かですし、持続期間にも不満を感じてしまいます。

ただマメに洗車をするような方には、問題ないのかもしれません。

ガラス系コーティング

恥ずかしながら今回調べるまで、ガラス系コーティングとガラスコーティングの違いを知りませんでした。

簡単に言ってしまえば、ポリマー系コーティングとガラスコーティングの中間の存在で、ポリマー系コーティング剤にガラス繊維を含んだものです。

つまり進化したポリマー系コーティングといえば分かりやすいでしょう。

ガラス系コーティングも施工が楽で、効果も6ヶ月~1年となっているは進化の証です。

徐々に効果期間が長くなっているんですね。

最初の頃のワックスと比べると、進化のほどが分かりますよね。

ガラスコーティングよりもガラス成分量が少ないため紫外線耐性は低めなので、真に塗装面を保護したいのならガラスコーティング一択だといえます。

ガラスコーティング

ガラスコーティングは、ボディ塗装面を高い透明性と高い強度を持ったガラス被膜で守り、被膜が最強なボディコーティングです。

この日がやって来るまで、ガラスコーティングをDIYで施工するなど考えたこともなく、勝手に専用設備をもったプロがやるものだと思っていました。

実際に前に乗っていたオールトラックは、新車購入時にガラスコーティングをしてもらっていましたし、効果のほどは分かっています。

そんなガラスコーティングを自分でできるようになるとは、これも進化なのでしょうね。

ガラスコーティング最大のメリットは、圧倒的な効果持続期間で3年以上になるといわれています。

今回はDIYでやっているのですが、一般的にはプロに施工してもらい高い費用が最大のネックでした。

プロに頼むと、費用に見合った効果が期待できるのですが、やはりお寒い懐にはキツイ金額です。

 

ガラスコーティング「シラザン50」を施工してみた

2023年4月某日、ガラスコーティング最大の敵「雨」が降らないときに、ガラスコーティング「シラザン50」を愛車に施工しました。

あまりにも簡単にコーティングできたのですが、手順を追って説明しながら、「こうすれば良かった!」という反省点にも触れておきます。



まずは入念な洗車からスタート

約1週間前に洗車をしていたのですが、それはあの「忌々しい黄砂」を落とすだけのもので、愛車はうっすら汚いままでした。

当日の朝、最初に向かったのはガソリンスタンドで、ドライブスルー洗車で大まかな汚れを落としました。

ここで注意点は余計なコーティング洗車をしないことで、汚れを落とすことだけにします。

最初の洗車を終えてからコイン洗車場へ行き、シラザン50のキットに入っていた専用シャンプーでさらに洗車しました。

1回程度の洗車では汚れは落ち切っていないので、丁寧に入念に愛車を洗います。

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そこから水滴を拭き上げていくのですが、ガラスコーティング最大の敵は水なので、ここは重要な作業です。

大きな面は良いとして、ライトの端やミラーの付け根、ドアノブや給油口などはふき取りだけじゃ水分が残りやすいので、市販のエアダスターなどで吹き飛ばすのがオススメです。

本当はやっておきたかった作業

セルフ施工で最大の問題点は、必要な機材などがないことです。そのためプロがやっている工程のいくつかは省略しました。

付属のシャンプーでイオンデポジットの除去はできるとして、鉄粉除去剤、鉄粉取り用粘土、水垢除去剤、脱脂クリーナー、ボディ研磨剤など無しで作業を進めます。

見た目にはキレイでも、鉄粉などが付着しているかもしれません。

考えてみればこの作業を飛ばしたからこそ、異常に早く施工できたわけで、次の機会があったら下処理だけで1日を費やしたいと思っています。

液剤をボトルで混ぜて塗布して拭くだけ

シラザン50のキットには、「A剤」「B剤」という液体が入っていて、これをスプレーボトルに入れ、さらに硬化剤を加えて混ぜます。

なんとガラスコーティングなのにスプレー塗布できるところが、このシラザン50最大の特徴です。

今までガラスコーティングといえば、スポンジによる塗布が普通だったのですが、スプレー塗布が可能になったことで、作業時間が大幅に短縮できるようになりました。

ちなみに「ガラスコーティングのスプレー化」は、特許出願中のようです。

実際に作業をしてみると、スプレーして拭き上げ、さらに仕上げの拭き上げをするだけで、拍子抜けするほど簡単でした。

作業が終わってから気付いたのですが、よほど大きな車でなければケチらず塗布したほうが良いでしょう。

それはコーティング剤の伸びが良いからで、ボトルサイズの見た目以上に広い範囲を施工できます。

今回は初体験だった私は、生来の貧乏性のためコーティング剤を余して作業を終えました。



ピッカピカになった愛車

ものの30分ほどでコーティング作業を終えたのですが、久しぶりに光り輝くオールトラックになってくれました。

フォルクスワーゲンのゴルフを3台乗り継いだ経験では、塗装は強いと思っていますし、総亜鉛メッキの下地塗装で錆とは無縁です。

とはいえガラスコーティングをした愛車の輝きは格別で、それはボディカラーがブラックだから余計に目立つのかもしれません。

今回は「シラザン50撥水/滑水復活キット」と「専用メンテナンス剤」も送っていただいたので、そちらを使用したときには報告をアップします。

残念だったことを吐露

先ほど4月某日などと書いてしまいましたが、施工したのは4月22日のことでした。当日は最高気温が9℃で風も強く、今から考えると作業日を延期すべきだったと後悔しています。

なにせ朝からの洗車は、低めの気温と強い風で指の感覚を失ってしまい、それが洗車後の拭き上げに悪影響を及ぼしました。

また強い風は、シラザン50のスプレー塗布には不向きな環境なので、風が弱いときの作業を強くオススメします。

DIY以外の選択肢を考える

今回初めてシラザン50を使ったセルフガラスコーティングを経験したのですが、ちょっと前までガラスコーティングは「お金を払って作業してもらうもの」と思っていました。

そこで自分で作業するのは嫌だったり、自信がなかったりする場合の選択肢について、かなり独断と偏見を交えて考えてみます。

コーティング専門店

愛車のガラスコーティングをする場合に考えられる選択肢として、金の心配がなければコーティング専門店にお願いするのが最適解です。

金に糸目さえ付けなければ軽自動車でも4万円~6万5千円、3ナンバー車で7万5千円~13万円かけても満足には代えがたいでしょう。

噂によれば新車納車時に41%の人がガラスコーティングをするようで、やはり新車のときにやっておくのが一番のオススメです。

カー用品店やガソリンスタンド

最近ではカー用品店やガソリンスタンドでもガラスコーティングをするようですが、ここはかなり個人的な意見になります。

カー用品店といえば、オートバックスやジェームスが有名ですが、今までの経験でいえばピッとスタッフのレベルに違いがあり過ぎです。

さすがにオイル交換くらいでは問題ないのでしょうが、ガラスコーティングを任せるのには不安が残ります。

カー用品店でも不安なのに、ガソリンスタンドは論外だと思っているのが私です。若いスタッフに至っては車の基本すら分かっていないことが多く、判で押したように「添加剤どうですかぁ!」って聞くだけで寒気を感じます。

全く個人的な見解に過ぎませんが、私のイメージではガソスタはDIYレベルだと思っている私です。

シラザン50くらい簡単ならDIYがオススメ

今回シラザン50を使ってセルフガラスコーティングをした感想ですが、数万円以上かけてプロに頼む余裕がないならかなりオススメです。

経験したから言うのなら、風が弱く気温も低い日に施工すれば失敗することはないでしょう。

しつこいようですが、水を消し去ることが大事なのでそこだけは気を付けてください。

まとめ

シラザン50は、ガラスコーティングでも効果が確かなポリシラザン系の素材です。施工したばかりで効果の持続期間はこれから確かめますが、今の段階では大満足といえます。

なんと言っても、施工の楽さは特筆に値しますし、コスパとタイパは最高です。

納車時にうっかりコーティングをしなかった方には、一度試してみることを強くオススメします。

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